令和5年4月2日十勝毎日新聞より
帯広市医師会看護専門学校(学校長・稲葉秀一市医師会長)の開校式が1日、帯広西7南7の同校(旧市職員会館跡地)で開かれ、
医療関係者ら約60人が門出を祝った。
同校は、准看護師を育成する看護高等専修学校(3月31日閉校)を運営してきた市医師会が、3年制看護師養成校や4年制大学への志望者増に合わせて開設。3月22日付で道知事から看護師養成所指定・専修学校設置認可を受けた。
校舎は鉄筋コンクリート造り2階建て約1893平方メートル。3年制で定員は1学年35人。
総定員105人。専任教員は9人体制で、将来的には11人体制となる。
教育理念は「生命の尊厳と人間愛を基盤として、対象を思いやる豊かな人間性を育み、
看護専門職として必要な基礎的知識・技術・態度を修得し、地域社会の保健医療福祉に貢献できる看護師の育成を目指す」。
専門性の高い看護師を養成し、十勝・帯広地域への定着を図っていく。
開校式では、設置者の稲葉会長が、「看護師を目指す学生の目標達成と、地域に開かれた場としても活用するなど、
親しまれる学校をつくりたい」とあいさつ。
米沢則寿市長(代読)は「地域の看護職確保に向けた大きな一歩。地域医療充実と医療人材確保の観点から支援したい」とのメッセージを寄せた。
入学式は8日。
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