認定こども園たいきの施設が完成 大樹 30日に落成式
完成した「認定こども園たいき」の外観
【大樹】大樹福祉事業会(佐藤英道理事長)が大樹町西本通73で建設を進めていた「認定こども園たいき」の園舎が完成し、10日、町議らを対象に内覧会が開かれた。30日に落成式を予定している。
同法人が運営する大樹南保育園と大樹北保育園を統合し、園舎を新築した。保育園、幼稚園を合わせて定員は155人。4月に開園する。
園舎は鉄骨造平屋建て、床面積は1978平方メートル、敷地面積は約1ヘクタール。各保育室、事務室の他、開放的なホール(体育館)、絵本室などを備える。太陽光発電パネルを配置、通路の採光を高めるなど省エネ設計になっている。
町は新築事業費として約8億3000万円を補助。設計は創造設計舎(帯広市)、施工は川田工業(同)を中心とする共同企業体が担当、昨年5月から建設工事が進められてきた。
佐藤理事長は「今まで2カ所に分かれていた保育園が一つになり、新しい園舎で子どもたちも喜んでくれるだろう」と話している。(能勢雄太郎)
内覧会の様子