【令和5年8月4日十勝毎日新聞掲載】
北海道理容美容専門学校帯広校の完成予定図
帯広市西3南8に新築する北海道理容美容専門学校帯広校の安全祈願祭が、4日午前10時から、現地で行われた。
校舎は西3条通に面し、ガラス張りの外観が特徴。2025年4月の開校予定に向け、関係者が工事の安全を願い、新たな教育施設の誕生に期待を寄せた。
同校は学校法人北光学園(札幌市、藤原國明理事長)が運営。帯広校は札幌校に次いで2校目になる。
2年制で、理容科、美容科、ビューティー&ヘアメイク科の3学科を設ける。1学年の生徒数は50人。
敷地面積約853平方メートルに、鉄骨造り3階建て延べ面積1081平方メートルの校舎を建設する。
西3条通に面した1階多目的実習室はガラス張りで、学生たちが学ぶ様子を外から見られる造りとなっている。
敷地内の東側に校舎、西側に駐車場を設ける。来年9月に完成予定。
安全祈願祭には関係者10人が参加。
設計した創造設計舎(帯広)の太田豊社長が鎌入れ、同学園の原井信幸副理事長・校長がくわ入れ、施工者の市川組(帯広)の市川靖智専務がすき入れを行った。
帯広市出身の原井副理事長は「地元に学校がないため都会の学校を出てそのまま就業するという、
自分のような学生が、地元で働き、店を持てるようになればいい。地域の人に信頼され、必要とされる学校にしていきたい」と話した。
くわ入れを行う原井副理事長