池田 十勝広域森林組合の新製材工場の地鎮祭
くわ入れを行う広瀬組合長
(28日午前10時20分ごろ)
【池田】十勝広域森林組合(本所・芽室町、広瀬重雄組合長)が池田町利別南町に建設する、カラマツやトドマツを扱う新たな製材工場の地鎮祭が、28日午前10時から建設地で行われた。2023年2月末の完成を目指す。
新工場は町利別南町75ほか、既存工場の南側に位置。鉄骨造平屋で、床面積は2249平方メートル。建物に付属してオガチップヤード(200平方メートル)やバーカーシュレッダー(150平方メートル)も整備する。総事業費は約14億円。
地鎮祭には関係者約40人が出席。設計を担う創造設計舎(帯広)の太田豊社長が鎌入れ、広瀬組合長がくわ入れ、施工を担う川田工業(同)の高橋篤男副社長がすき入れを行い、工事の安全を祈願した。
広瀬組合長は「循環型社会の構築に向け、次世代や地球環境のことを考えながら、単に切って売るだけではなく、森林や林業の活性化につながる工場に」とあいさつ。安井美裕町長が祝辞を述べた。(小縣大輝)